イオンカードって、全国どこにでもあって持っている人が多いカードの一つですよね。
私も持っているお客さんの一人です。
うちの近くに大きめのイオンがあったので、イオンに行ったときのお買い物をするためにいつも持ち歩いていました。
もちろんクレジットカードなので、クレジットでのお買い物は毎日のようにしていましたし、付属している電子マネーなどもよく利用していました。
うちは裕福ではありませんでしたが特にお金に困ることもなく、その当時はお金を借りるという頭はどこにもありませんでした。
そんな私が、ある日キャッシングを使用せざるを得なかった理由は病気で入院することになったからでした。
本当にたまたまなのですが、新車をローン無しで買ってしまった後で貯金がなく通帳にもお財布にも全くお金が無い時期に、一ヶ月ほど入院しなければならない病気にかかってしまったのです。
私はきちんと入院保険に入っていましたし、手術のお金もでるタイプだったのであぁよかったとそのときは思ったのですが、よく考えると保険って色々落ち着いてから申請しますよね。
手元にあるお金でまず払っておかなければならないと知って、私はパニックになりました。
これに関しては高額医療請求の貸付とかで少しは何とかなるらしかったのですが、それにしても少々の用意はしておく必要がありました。
お恥ずかしい話、そのときの私の通帳には残高が7万円しかありませんでした。
車のローンを組むのが嫌だったとはいえ、なんて無謀なことをしたのだと悔やみましたが後の祭りです。
「とりあえずどうしよう。」と思った私は、ネットでキャッシングができるサービスや銀行のカードローンなどを探しましたが、何せ動けません。
最後は親族に泣きつくしかないと思っていましたが、10万円を借りるのもなんだか恥ずかしく(社会人なのに10万円も持ってないの!?と思われますよね)なかなか言えませんでした。
自分ではどうしようもなかったので、保険や医療制度でなんとかなる方法は他にないものかと友達に相談しました。
すると友達から「クレジットカードは何か持ってない?」と聞かれました。
イオンカードなら持ってると答えると、「イオンカードの会社に電話してキャッシング枠がどれだけ付いているか聞いてみな」という答えが返ってきました。
早速電話して聞いてみると、私には30万円のキャッシング枠が付いていました。
つけた覚えはないのですがと聞くと、カードを申し込むときに決めているので、決めてはいるもののおそらく気づかなかったのだろうと言われました。
そういうものなのかと驚きました。
私はこの、クレジットカードに知らない間に付いていたキャッシング機能に救われました。
これからクレジットカードを作る方は、いくらか小額でもキャッシングの機能を付けておくことをおすすめします。ただし、大体のクレジットカード付属のキャッシングは少しだけ利息が高いのが一般的なようです。
急に必要ではないという方は、銀行や貸金業者の安い金利のカードを作っておいた方がいいかもしれません。
それから私は無事に退院もでき、支払いも済ませ、入院保険も適用されたのでお金が手に入りました。
もちろんキャッシングのお金はすぐに返す事ができました。
今回の件で、キャッシングをしようするなんてとんでもなくお金に困っている人なんだという偏見が無くなりました。
キャッシングによって本当に助かる時がきっと誰しもあるのです。
それに、銀行や消費者金融でしかそういうものは作ったりできないと勝手に思っていたので、なんだか一つ知識が増えて得した気分になりました。